2月12日に行われた「第二回いわてTCGフェスタ」の『MtG』スタンダード大会のカバレッジが公開されました。
// 注:公式ページのカバレッジとかではないのでお間違えないよう。
// カバレッジ作成も有志が行っております。
// イベントスタッフおよびカバレッジ作成などに努めてくださった皆様、お疲れ様です。
// この場を借りてお礼申し上げます。
こんな片田舎でも、非電源ゲームの普及に取り組む人がいて、それに参加する人がこれだけいるというのは嬉しい限りです。

■いわてTCGフェスタ 2nd_カバレッジ(「ichinoseki_mtg @ wiki」内)
http://www19.atwiki.jp/ichinoseki_mtg/pages/75.html

■主催者さんのページ(グリーンガレージ・駄菓子のたまや)
http://gga.jp/
<■■しずくいしのカタスミでカードゲーム!■■>(たまやさんのBlog)
http://blog.livedoor.jp/tamayamama/


フィーチャー席には一度も座っていないので、私の対戦録などはありません。
あしからず。

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以下、優勝者インタビューより抜粋。
> Q:今日5回戦ゲームして一番印象に残ったデッキは?
> A:1回戦の緑白エンチャントレスデッキ。巨身化にはビックリしました。

印象に残るデッキ作成という時点では、勝った!!(・▽・)!!
地雷個性あるデッキ作成に、今後も努めたいと思います。
■《疫病のマイア》
感染クリーチャーの数を満たしてくれた上にマナも出せて、ぶん回り要因にもなるので大事。
実質パワー2なので、アタッカーに回っても仕事をするにくい奴。
なのは相手も分かっているので、すごい勢いで除去される可哀想な子。

■《疫病のとげ刺し》
回避能力は偉大すぎる。多分一番相手に毒カウンターをのせたのはこの子。

■《胆液の鼠》
増殖の手段はあるので、無理矢理にでも相手に毒カウンターを押し付ける手段が欲しかったので入れていました。
ただ、単純にクリーチャー戦に弱く、除去にも弱い。
ミラーマッチでもリスクが高く、変更候補。

■《ファイレクシアの十字軍》
ただ強。

■《法務官の手》
強い。
これが出るだけで、《疫病のとげ刺し》や《墨蛾の生息地》の低コスト回避能力持ちの打点が跳ね上がって決着をつけるシーンがしばしば。
コントロール要素強めの場合は、マナコスト・本体のP/T、除去体制の低さとかを考えて、渋っても仕方ないかもしれないけれど、クリーチャー多めの感染デッキなら積めるだけ積んで良い気がする。
特に、《戦隊の鷹》が並び始めても、《疫病のとげ刺し》や《墨蛾の生息地》での攻撃宣言を躊躇しなくて良いのは強い。
いや、まあ、最近の《鷹》はスイカバーを持っていることが多いので、そこを乗り越えないと駄目なのがあれなんですが。
前述の、「無理矢理カウンターを乗せる手段」の一つとしても使用できる。
《神聖の力線》だけ、注意。

■《ファイレクシアの槽母》
リスクはあるものの、同マナ域の非感染の緑クリーチャーよりも大型とか、わけわからん生物。
抜く理由はなさそう。

■《スキジリクス》
サイドからの投入でしたが、出たらただ強。
回避能力、速攻、再生、とパフォーマンスが良好。
サイドには常駐させて良い気がする。
場合によってはメイン投入も検討して良さそう。

■《コジレックの審問》
1ターン目のアクションが基本的にないこのデッキに置いて、1ターン目にこれを使ったら勝利は目前。
というくらい強かった。
ただ、ちょっと長引いた時に、対コントロール以外には威力ががた落ちなのが寂しい。
そういう場面では、手札確認だけで十分だったりしますけれどね。

■《強迫》
4マナ以上の全体除去やPWが落とせるのがやっぱり強い。はず。
最近やりあったデッキがあれなので出番がいまいちだけれど、強いカードなのは誰も疑わない。

■《不気味な発見》
予想以上に仕事をする。
・《法務官の手》が残った時の、誘発能力のタネ。
・優先して破壊されやすい《墨蛾の生息地》の回収。
・《地盤の際》の回収。
・フェッチランド回収して土地事故を回避したり、《冒険者の装具》を有効利用したり。
手札にあって仕事をしなかったことがない。
地味ながら強力なカードでした。3枚にすることを検討。

■《喉首狙い》
《破滅の刃》の方が良い場面も稀にある。
けれど、そこまで心配する必要はないと思う。
正直、除去の枚数に不安があったけれど、こちらが感染クリーチャーだと、相手もチャンプブロックを優先してくるので、
「除去が足りない」
と言うほどの場面は滅多にない。
チャンプブロックをどかすのに除去を使うのは、それこそとどめさせそうな時くらいですしねえ。

■《吸血鬼の一噛み》
ミラーマッチで差をつけたのは、インスタントパンプアップの差でした。
ただ、攻撃を通す手段があってこその気がするので、クリーチャー数を減らしてまで、というわけでもないのが悩み所。

■《悪性の傷》
対戦相手がサイドインしてきて、その強さを思い知らされたカード。
サイドに軽量除去を積むなら、やっぱりこれで良いかも。

■《伝染病の留め金》
マナの使い道が盤面にある、というだけで強みになる。
序盤の無色除去としても役に立ち、いぶし銀。

■《冒険者の装具》
一番仕事をした装備。

■《肉体と精神の剣》《饗宴と飢餓の剣》
ニート。
強いのは《剣》ではなく、《石鍛冶の神秘家》だと思い知らされる。
ただ、クリーチャーデッキにおいては、仕事をしたら強いカードなのは分かっているだけに抜きにくいカードでもある。悩み。
日曜日、最近のカードに詳しくない身内に付き合ってもらってデッキ回し。


「黒単:感染」使用。
VS 赤単:チャンドラ(JvCのチャンドラデッキを改造したもの) ○○○○

《ファイレクシアの十字軍》が相性的にあれすぎる。
相手のデッキにサイドボードもないしね。
ここで、構築済みではなく、私所有のスタンの赤単を使ってもらう。
茶色生物もいるし、《ファイレクシアの十字軍》をケアしたサイドもあるし、何とかなるだろ。

VS 赤茶単 ○○

あれ、順当に勝ってしまった?
ここでデッキ交換。
こちらがデッキの内容分かっているとか、感染デッキへのケアの仕方とか分からないと、対処が面倒だろうしね。

****

「赤茶単」使用。
VS 黒単:感染 ××

あれ?
分かってはいたが、《ファイレクシアの十字軍》と《ファイレクシアの槽母》が強すぎて止められない。

まあ、この黒単感染が赤単に強いことは分かった。
では、この私自慢のスタンデッキを止められるかな!
// このあたりで、既に黒単に慣れるためのテストじゃなくなっている

「白緑t青:エンチャントレス」使用。
VS 黒単:感染 ×○×

負けたorz
相手のプレイミスがなければ、二本目も取られていたわな。

うん、なんというか、動きが安定しすぎていて困る。
徒然と。

・サーチできないなら一本挿しの剣よりも《冒険者の装具》×4で充分かも。
 ・1マナであることと、装備コストの安さが偉大。
 ・ぶん回り期待なら、《剣》よりも《装具》。
  ・相手が飛行クリーチャーに対処しそこなった時の4ターンキルとかまま起こる
 ・もちろん、四色プロテクションとかわけわからんことも起こるので、やっぱり《剣》は強いですけれどねー。
 ・微妙に土地を圧縮しちゃうのもあって、5ターン目以降引いて強いのは《剣》で間違いないし、今のバランスのままで良いかなー。

・《装具》増やすなら、それに合わせて、《不気味な発見》を3に増やして良さそう。4は多分多い。
 ・基本的に《地盤の際》の回収目的でしたが、フェッチランド回収超便利。
 ・破壊された《墨蛾》が回収できるのもポイント高い。
 ・このデッキでは数少ないアドバンテージカードですしね。

・サイドの《見栄え損ない》は《悪性の傷》でも良いかも?
 ・《獣相のシャーマン》や《石鍛冶の神秘家》、《模範の騎士》や《エルフの大ドルイド》のロード、《忍び寄るタール坑》等、落としたいタフネス2も多いから、悩むところではある。
 ・相手の1マナ域殺し(エルフ、闘争の学び手等)なら《悪性の傷》で良いんですよね、うーむ。
 ・まあ、《喉首狙い》で良いじゃないか、と言われて終わりそうな話なのがあれですが。
 ・CIP能力が駄目な子は、先に《コジレックの審問》で落とせるのがベストですしねえ。

<当面の問題点>
・フェッチランド高けぇ。
シールド戦のカードプールと、
第二回いわてTCGフェスタの対戦記録を追記しました。

ブードラのカードリストは正直追記しなくても良いかなー。

以下、11日のブードラのひどい流れメモ。
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1-1は絶望。
左手二人目が3ピック目で、思わず「取るものない!」と発言してしまったほど。
大丈夫、1-1から取るものなかった。

1-2。レア・アンコモン丸残りで《赤の太陽の頂点》と《ファイレクシアの巨大戦車》の二択。
1-3。《ヴィリジアンの堕落者》がいる。
1-4。《腐敗狼》がいる。

感染頑張ろうと思ったら、卓に三人感染がいて、感染共倒れで終了のお知らせ。
というか、この流れで右隣が感染をしていると誰が思うものか。
// どうも、感染の濃いパックと薄いパックが極端だった模様。
<注:以下の記事は本日12:30頃に書いたものを全面改訂したものです>

に《余韻》が流行る!

と思っていろいろ書いたのですが、
「緑クリーチャーしか探せませんよ」
と突っ込みを受ける。
《霜のタイタン》とか《レオニンの裁き人》を探そうとしていたよ(・▽・)
恥ずかしい。

仕方がないので、緑クリーチャーだけで考えてみる。
ヴァラクート同系でこれをやると、互いに《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》の誘発条件を満たしていると、先出しのせいでこちらの《原始のタイタン》が一方的に燃やされて終わるんですよね。
ただ、「2マナで」「相手のターンに」「《原始のタイタン》がサーチできる」こと自体が強いと見ることもできる。相手もヴァラクートの誘発能力を、こちらの緑タイタンに使わざるをえませんし。

他にX=6で相手のターンに探して強そうなのは《酸のスライム》くらいなんですが、ヴァラクートの誘発条件を満たしている前提だと、遅いんですよねー。
一個破壊することで、誘発を阻止できる土地配分なら、あるいは?


うん、赤緑デッキ前提の話をしている時点で、ヴァラクート同系の話しかできない。
ただ、ヴァラクート同系だと、《余韻》は強い気がするんですよねえ。
相手の《砕土》をコピーすれば土地の生贄無しで2枚アンタップインですし。
《召喚の罠》や《緑の太陽の頂点》もコピーできますし。
そんなのにスロット裂くくらいなら、ランドサーチを一枚増やすって?
そりゃそうですね。

この妄想は企画倒れだったということで。
明後日のスタン大会目指して、もうちょっとネタを考えておく。
『ミラディン包囲戦』プレリリース大会が雫石のたまやさんで行われていたので、行ってみました。

仕事明け、着替えて遅い昼食を摂って行ってみると、思ったより人が多い。
参加者29名で、ミラディン勢力とファイレクシア勢力は15名-14名と、綺麗に分かれたそうです。

三戦目が終わったところで、大学の後輩sは全勝はしていないけれど健闘している様子。
これから二連勝すれば上位も狙える位置のようなので、応援だけする。

三時頃からブードラ開始予定だったので、そちらに登録。
八人揃ってから開始と言うことで、他の参加者待ち(ドロップ待ち)で暇を持て余す。

と、常連さん(同じように仕事明けで遅れてきたとか、運営業務とかでシールド戦等は不参加の様子)が、時間潰しにオープンデュエル中。
プレリリースカードゲットのために、五人以上と対戦したいらしかったので、お付き合い。

オープンデュエルの現在参加者が三人。
使用デッキが、白赤、白赤、青黒。
既に二人かぶっているし(笑
デッキリストを眺めると、なるほどこれなら白赤かなあ。
しかし、ここで完全同系とやりすぎるのも寂しいだろうと、青赤を選択。
《赤の太陽の頂点》は、無駄にはならないだろうし。
値上がりもしないだろうけれど。
その後、オープンデュエル達成に協力してくれる人が二人増えて、何とか五戦を回す。

青赤:「ミラディンの術」使用
VS 白赤:「喊声」
VS 白赤:「喊声」
VS 青黒:「逃れられない破滅」
VS 白赤:「喊声」
VS 白緑:「荒廃の道」

確か、××××○だったかな?
何か、もう一回くらい勝った気もするけれど、かなり大雑把に遊んでいたからなあ(笑
負け試合も全部接戦には持ち込んだので、満足。
まあ、スペル多めの青赤で、何もできずに終わる方が珍しいんでしょうけれど。
最後は何かとサイズ差か数の差がですね。

勝敗気にしないでの構築済みでのゲームだったので、気軽に遊べて面白かったですね。
普段使わないようなカードも、
「意外とうざいなあ」
「思ったより使えるんじゃね?」
とか話しながらの、本当に遊びのためのゲームでした。
勝敗は記録に残らぬまま、プロモーションカードがもらえてほくほく。

《白の太陽の頂点》は、白絡みのコントロールのフィニッシャーに普通に使えると思う。
インスタントタイミングであの戦力を生み出すのはおかしい。
まあ、《弱者の消耗》で流れるんですけれどね。
インスタントなので、《紅蓮地獄》とかなら1ターンごまかせる。
《墓所のタイタン》への返しでも微妙か。
あれ、本当に使えるのか?
山に戻るから、コントロールなら1枚挿しても良いかなーとは思いますが、どうでしょうね。


結局、ブードラの開始はシールド戦の終了を待ってからになってしまい、スタンダード大会には出られずorz
ブードラ結果から話すと、全勝対決で敗れての、2-1でオポ差で二位。

・《肉体と精神の剣》
・《饗宴と飢餓の剣》
・《虐殺のワーム》
・《最後のトロール、スラーン》
・黒赤緑の頂点サイクル
等、豪華なレアが並ぶ中で順位取り。
3-0トップの人が《饗宴と飢餓の剣》を持っていく。
続いて、普通にピックするなら《肉体と精神の剣》なのですが。
1枚は持っているしなあ。
愛着がもてそうなので、《最後のトロール、スラーン》をお持ち帰り。
俺、こいつをスタンダードのメインデッキに放り込むんだ……。

三週間後には、《肉体と精神の剣》を売れば、《スラーン》が4枚買える値段になっていると思いますけれどね!
今の内に愛情を注いでおけば、きっと神がかり的なトップ引きができると信じよう。

<2/4追記>
……あれ、《最後のトロール、スラーン》の値段が、予想の四倍くらいだぞ…?
しかもそれでどこも品切れって。

見る目ねえな>自分
まあ、高いカードをゲットしていたので、結果オーライ(・▽・)
参加できないにも関わらず、プレリリースのシールド戦に参加するようだったら意識したいことをまとめあげておく。

ところで、『ミラディンの傷跡』のカードは、勢力関係なく使えるで良いんですかね?
これが否定されると、今書いているものが無駄になるんですg

VS ミラディン軍
ファイレクシア勢力を選んだ場合。

警戒すべきは、
・トークンを大量に出して喊声でとどめを刺しに来るデッキ
・除去少な目で、テンポを重視した金属術デッキ

特に、相手が白赤だった場合にはほとんどこれのはず。
白青:金属術も対処はほぼ一緒になるかとは思う。

<対処>
《ファイレクシアの再誕》《黒の太陽の頂点》があれば前者は楽だけれど、そんなレアカード頼りの話は無駄なので。
喊声がキーになるであろうデッキ相手ならば、それをもったクリーチャーをピンポイントの除去を狙うことを重視。
相手がトークンを大量にばらまき始めたら、いつもよりヘイト値を高めておくべきは《闊歩するものの装具》。
ファイレクシア側のインスタント除去は、《闇の掌握》、《感電破》(金属術達成)以外あてにしにくいので、一瞬でミンチにされるパターンもある。
あと、相手が赤の場合の妙なタイミングの相手のフルアタックとかは、《軍団の結集》に注意。

もし自分の使用デッキが緑ならば、《突撃の鈍化》をお守りに仕込んでおいても良いと思う。
正直、コモンの全体強化の《軍団の結集》はリミテッドの注目カードだと思うのです。
// あと、相手が青の場合の《形勢一変》も地味ながら優良なコンバットトリックになる。
あと、場がこう着した時の《浸透の稲妻》のケアにもなります。
《突撃の鈍化》の副次効果のライフ回復も、相手が感染デッキではない時点で無駄にはならないかと思うけれど、どうか。
自分が数とテンポで押す感染デッキとかだと採用は難しい場合もあるとは思うので、ご利用は計画的に。


テンポ重視の金属術デッキ相手は、2ターン目のマナマイアは殺りにいくべき。
《煙霧吐き》とか《流血の臣下》はそれに使ってしまって良い。
1ターン目:呪文爆弾等
2ターン目:マナマイア
3ターン目:金属の駿馬
とかのぶん回りは妨害すべき。
ただ、ドラフトでなら《金属の駿馬》3とかも警戒すべきだけれど、シールドだとそこまで数が揃っていることは極めて稀なので。
「対象クリーチャーを破壊」だの「アーティファクト破壊」だのの貴重品はマナマイアなんかには使わず、後から出てきた大物の除去に残して良いとは思う。


他のデッキ

「白黒:除去+ライフ攻め」の場合は、相当数の除去が警戒される。
《存在の破棄》《神への捧げ物》《拘引》《正義の施行》《喉首狙い》《闇の掌握》あたりがかなり含まれているはず。
注意してどうにかなるものではないけれど《瀉血》には注意。
こちらも「除去+感染」の形なら、相手のライフを半分に換算できる上に、向こうのライフゲインは用をなさないので、一応渡り合えるはず。
地上クリーチャーの殴り合いなら望むところになるはずなので、回避持ち(回避能力を与える装備)を優先して除去して持ちこたえる状況になるんじゃないかなー。

赤黒、青赤
白の除去、飛行クリーチャーが弱すぎたから仕方なくの避難先と見なして良い気がする。
赤の除去が大量にあるであろうことは推測できるけれど、たいていの場合において白黒の劣化的な扱いで良いはず。

相手が赤を使っている時点で、戦線がこう着、あるいはこちらが一方的に展開した時の《金属の嵐》も怖いですねえ。
相手が装備品の付け替えなどで、タフネス4以上を意識的に揃えた時とかは、注意した方が良いかもしれません。


基本的に、緑はメインカラーには選ばれない気がする。
「《シルヴォクの模造品》と《真っ二つ》があって、他にアーティファクト除去カードがほとんどない!」
みたいなパターンでもないと滅多に入ってこない気がする。
あるいは緑の除去に加えて、《エズーリの大部隊》と《甲殻の鍛冶工》複数枚があったから、とか。
その場合「テンポ重視の金属術」的な動きになるだろうから上参照。


相手が緑をメインカラーにしていた場合に気を付けたいのは、
・《最後のトロール、スラーン》
・《メリーラの守り手》
こちらが感染じゃない場合のサイドインとして、
・《ファングレンの匪賊》
多分、このくらい。
クリーチャー戦では無敵の《飲み込む金属ワーム》さんとか、昔からいる大型レアは諦めてください(何

相手が《スラーン》を使ってきたら、回避能力を与える装備品を優先して壊すしか他ない。
対処カードは感染クリーチャーか《絡み線の壁》あたりで。
プレリリースのシールド戦は参加できないけれど、
『包囲戦』のカードが入って起こりうることを考えておくのは、
後々のブースタドラフトでも役に立つだろうということで、
「自分がデッキを作るなら」
という考察。

実際に自分でデッキを作るとなると、シールド戦だと、そのカードプールを見てみないと何とも言えないので。
対戦相手のデッキを読むという話で、考えてみる。


VS ファイレクシア編

大雑把に考えて
・感染ビートダウン(黒緑)
・増殖コントロール(青黒t緑)
・生贄コントロール(黒赤)

例外的に、ライフを狙ってくる除去コンなども存在するかもしれません。
その場合、警戒すべきは『ミラディンの傷跡』の爆弾カードでしょう。
黒率は高いだろうということで《大霊堂の王、ゲス》《執行の悪魔》が第一。
無色の《ワームとぐろエンジン》や《鋼のヘルカイト》。
色によっては《太陽破の天使》《滞留者、ヴェンセール》《槌のコス》などなど。
感染、非感染がごちゃまぜの場合、《汚れた一撃》《生体融合外骨格》に加えて、《ファイレクシア化》《堕落した良心》に気を付けましょう。


黒緑の感染ビートダウンは《荒々しき力》に加えて《不自然な捕食》に気を付けないといけません。
終盤の大型感染クリーチャーへのチャンプブロックは事故死の元です。
もともと感染相手では、基本的に相討ち以上を取れないとじり貧になるので、デッキやカードのケアよりも、プレイングのレベルで注意したいところ。
こちらが非感染だとリスクがやたら少ない感染生物もいるので。
// 《ファイレクシアの槽母》《胆液の鼠》等
そういう連中の姿が見えたら《伝染病エンジン》や《疫病の留め金》が逆フィニッシャーに化けるかも。
悠長すぎて、無理か。
《ヴィリジアンの堕落者》、《腐敗狼》など、追加された感染クリーチャーで怖いのは緑かな?
それでも、ドラフトの感染ほどの爆発力はもたないとは思うので、『ミラディンの傷跡』と比較してちょっと質が上がった程度に考えて良いかもしれません。


で、今回個人的に多くなると考えているのは、青黒t緑の増殖感染。
ファイレクシアの青には、《鋼の妨害》《目的のための燃料》など、気を付けないといけないものが増えました。
《血まなこの練習生》《ソリトン》(装備品が必要)《連射のオーガ》《炉の式典》(生贄が必要)《燃えさしの鍛冶工》(アーティファクト呪文が必要)と、条件付きでなければ永続的除去が難しかったこの環境に《ヴィダルケンの解剖学者》という悪魔のような存在が出現。
そして何より、《堕落した良心》でのフィニッシャー返しを一番警戒したい。
量は黒緑感染ビートより少ないでしょうけれど、その分質が良いクリーチャーを用意してくるはずです。
ただ、軽い無色の感染生物のケアさえできれば、早い段階で一気に攻め込んで終わらせるパターンが見えます。
喊声を意識した横に並べるデッキとかは一気に攻め込める気がします。
逆に、除去が少ないテンポ重視の金属術デッキは相性が悪そう。何か対策を意識した方が良いかもしれませんが、思いつきません(役立たず)。


ファイレクシアの非感染の筆頭になりそうなのが、生贄コントロール。
赤黒が主軸になると思いますが、赤のカードが足りないはずなので、タッチで青や緑に触ってくることが多いかと。
生贄コントロールか否かを別にして、ファイレクシア勢力で赤を使ってきたなら、真っ先に意識すべきは《核への突入》で間違いないはず。
……。
んー、なんか、改めて調べてみると、予想以上にファイレクシア勢力のカードだけだと、この動きは限界が見えるなあ。
感染クリーチャーの爆弾がいなかった&《炉の祭典》があった、くらいの逃げ込み先だと思って、普通に殴り勝てば良い気がしてきました。
この場合重要視されるのは「タフネス3以上」かな?
このデッキも、爆弾カードは『包囲戦』より『傷跡』の方かもしれません。
<--17:48追記-->
《胆液の水源》とか生体武器のトークンとか、以前よりもアドバンテージのロスを少なくして動いてくる可能性もありましたね。
PIG能力持ちも多いので、t青の生贄コンもあるかも?
「面白い動き」をしてくる可能性は十二分にあるので、PIGクリーチャーを頭の片隅にいれておいた方が良いかもしれません。
<--ここまで-->



ビートダウンにサイズ勝ちして押し切るテンポ金属術か。
増殖コントロールが戦場を整える前に殴り切る喊声デッキか。
正直、爆弾カード自体はファイレクシア勢力の方が多い気がするので、
// クリーチャー全体除去二種類+アーティファクト全体除去
クリーチャーと装備品とで一気に攻め込みたいところですかねえ。

……爆弾カードの話をして思い出した。
白を積んだファイレクシア勢力は、怖いかも。
《ファイレクシアの再誕》だけでなく、《窒息の噴煙》をケアして動かないと、1/1大量に並べて喊声あげて襲ったら全滅という事態になりかねない。
白の感染クリーチャーも2/1飛行と、1/4警戒と、鬱陶しいですからねえ。

対ファイレクシア勢力だと、怖い非クリーチャーのアーティファクトは、生体装備と『傷跡』の爆弾カードくらいだと思うので、アーティファクトしか対処できないカードはメインからの数は減らしても良いかもと思うんですが、どうですかね?

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osa

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